３０年度は小中１２校で　キッズＩＳＯ１４０００プログラム―道が指定　環境マネジメントの手法学習

（道・道教委 2018-07-24付）

　道は、三十年度キッズＩＳＯ１４０００プログラム事業の実施校を決定した。北竜町立真竜小学校など小・中学校十二校を指定。実施校の児童生徒は、家庭の省エネルギーに関する環境教育プログラムに取り組み、環境マネジメントの手法を学び環境への意識を高めていく。道は随時、実施校を受け付けている。問い合わせは、環境生活部環境局環境政策課環境企画グループ（電話〇一一―２３１―四一一一）。

　道は十八年度から、地球温暖化をはじめとする環境問題の解決に向けた取組の一環として、環境教育プログラム「キッズＩＳＯ１４０００プログラム事業」をスタート。企業、団体の協力を得て、取組を進めてきた。

　プログラムは、ＮＰＯ法人国際芸術技術協力機構（アーテック）が開発した子ども向け環境教育プログラム。家庭における省エネルギーなどの取組を通じて、環境マネジメントの手法を学ぶもので、アーテックが開発し、文部科学省、環境省、外務省、国連大学などが後援しており、国際標準化機構から「ＩＳＯ」の名称使用が許可されている。

　プログラムは入門編、初級編、中級編、上級編の四段階で構成されている。道では、小学校五・六年生と中学校一・二年生を対象に、入門編の実施校を募集している。

　三十年度は、真竜小など十二校を実施校に決定した。

　三十年度実施校はつぎのとおり。

▽空知＝北竜町真竜小

▽石狩＝千歳市泉沢小、恵庭市松恵小

▽後志＝黒松内町黒松内小

▽胆振＝洞爺湖町洞爺湖温泉小

▽日高＝新冠町新冠小

▽渡島＝七飯町軍川小

▽檜山＝乙部町明和小

▽上川＝中川町中央小

▽オホーツク＝西興部村上興部小

▽十勝＝鹿追町上幌内小

▽釧路＝標茶町中茶安別小中

(道・道教委 2018-07-24付)