公立高配置計画検討協議会後志学区開く 活力ある教育の観点で―原局長(道・道教委 2018-07-26付)
公立高校配置の在り方などについて意見交換した
【倶知安発】道教委は十七日、倶知安町内の後志合同庁舎で本年度第二回の公立高校配置計画地域別検討協議会を開いた。管内の町村教育長、公・私立高校長、小・中学校長、PTA会長ら約八十人が出席し、管内公立高校の配置の在り方などについて意見を交わした。
開会式で後志教育局の原光宏局長は、高校配置について「本道の高校における教育水準を維持し、活力ある教育活動を展開する観点に立って進めていきたい」と強調し、出席者に理解と協力を求めた。
引き続き、担当者が公立高校配置計画案、道教委研究指定事業などについて説明。
後志学区については、三十二年度に小樽桜陽高校で一学級減となること、岩内高校で事務情報科を地域産業ビジネス科に学科転換することを確認したほか、三十四~三十七年度までの四年間に〇~一学級の調整が必要となる見通しを示した。
このあと、配置計画案の考え方や後志学区について検討すべき事項などを議題に意見交換。三十四年四月一日に施行される新高校学習指導要領の対象となる現小学六年生や保護者に対する説明、地域連携特例校の推進、ICTを使った授業の研究促進、定時制課程の再編整備基準などに関する質問や要望が上がった。
(道・道教委 2018-07-26付)
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