旭川工業高が現場見学会に参加 建設業の大切さ実感 橋梁工事現場などを見学(学校 2018-09-12付)
【旭川発】旭川工業高校(太田潤一校長)土木科の二年生三十九人は八月三十日、開発局旭川開発建設部と旭川建設業協会(川島崇則会長)主催の現場見学会に参加した。二十八年の連続台風で被災した上川町の高原大橋架替の工事現場などを見学。土木施設の役割や建設業の大切さ、やりがいについて理解を深めていた。
旭川開建と同協会は、二十七年度から同校の生徒を対象とした現場見学会を合同で開催。土木施設の役割のほか、建設業の仕事内容、魅力ややりがいについて理解を深めてもらい、将来の担い手確保・育成を図ることを目的としている。
当日、旭川開建発注で㈱廣野組が施工する「一般国道273号上川町高原大橋床版ほか一連」、新谷建設㈱が施工する「石狩川砂防層雲峡小学校の沢渓流保全ほか」の二現場や、旭川道路事務所上川分庁舎、大雪ダムを見学した。
上川分庁舎では、道路の状況を監視するモニター室で担当者から説明を受け、冬季は道路の様子を見て除雪車を出動させるなど、道路維持の流れなどについて理解を深めていた。
また、高原大橋の現場では、旭川道路事務所の遠藤拓雄事業専門官、現場代理人を務める廣野組の那須川剛土木事業部工事部課長が工事概要等を説明。このほか、完成間近の新橋の上をバスで移動し、土木施設や建設業の役割の大切さを実感していた。
遠藤事業専門官は「皆さんの多くがこれから土木の道に進むと思うが、現場を見ることでより興味をもってもらえたら」、那須川課長は「建設業はいろいろな現場や仕事があり、やりがいがある。きょうの現場見学が皆さんの学習のお手伝いになれば」と話していた。
(学校 2018-09-12付)
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