網走市潮見小５年生が見学会参加　測量体験や重機試乗など　建設業の仕事　楽しく学ぶ

（学校 2018-09-11付）

ＴＳ測量機を使用し測量を体験

　【網走発】網走市立潮見小学校（薮下一己校長）の五年生十一人は八月二十九日、市内で建設業を営む㈱早水組（早水誠社長）現場見学会に参加した。市内で行われているポント神社の沢川砂防補正繰越の工事現場を見学。現場で働く作業員たちから仕事のやりがいを直接聞いたほか、測量体験や現場で使用している建設機械に試乗するなど、建設業の仕事について楽しく学んだ。

　現場見学会は、同校の総合的な学習の時間「ワクワク・ワーク働くって何だろう？」の一環として、早水組に協力を依頼して開催したもの。当日は、潮見小の五年生十一人が現場を訪問。早水組からは、水戸秀和現場所長をはじめ十一人が対応した。

　見学を前に、現場事務所で水戸所長が同社の会社概要や建設業の仕事について説明。また、現場見学における約束事などを確認したあと、現場へ移動した。

　現場では、現在行われている作業内容の説明が行われたほか、ＴＳ測量機を使用した測量を体験。各地点の距離を子どもたちも一緒に確認し、「遠いところがはっきり見えてすごい」などと驚きの声を上げていた。

　また、現場で使用している大型建設機械の試乗会も行い、子どもたちにとって普段は体験できない貴重な機会となった。

(学校 2018-09-11付)