各市町村教委の業務改善行動計画・９月１日現在　６８市町村が策定済み　後志、宗谷では全自治体

（道・道教委 2018-10-01付）

管内別市町村教委・業務改善計画など策定状況（クリックすると拡大表示されます）

　道教委は、札幌市を除く道内百七十八市町村教委における業務改善行動計画の策定状況をまとめた。九月一日現在、約四割に当たる六十八市町村で計画の策定を完了。残る百十市町村でも、年度内の策定に向けて検討を進めている。後志、宗谷の二管内は、すべての市町村で計画の策定が完了。一方、石狩、日高管内で計画を策定した市町村がないなど、管内によって差が生じている。

　道教委は、道内のすべての学校で働き方改革を進めるため、ことし三月に学校における働き方改革「北海道アクション・プラン」を策定。三十二年度までに、一週間当たりの勤務時間が六十時間を超える教員を全校種でゼロにすることを目標として掲げた。

　市町村においては、市町村立学校の働き方改革を進めるための計画などを策定し、地域の実情に応じた取組を実施することが求められている。

　道教委は、各教育局において働き方改革推進会議を設置し、計画の策定を働きかけている。

　道教委によると、九月一日現在、札幌市を除く道内百七十八市町村のうち、約四割に当たる六十八市町村で業務改善行動計画の策定が完了していることが分かった。

　未策定の百十市町村においても、年度内の策定に向けて検討が進められている。

　管内別でみると、後志が二十市町村、宗谷が十市町村と全市町村で計画の策定が完了した。

　また、管内の半数以上の市町村で計画を策定している地域は十勝と渡島でそれぞれ十二市町村、七市町村で策定済み。計画を策定している市町村がない管内は、石狩と日高となっている。

(道・道教委 2018-10-01付)