【解説】認定こども園の状況４月１日現在

（解説 2018-10-23付）

　内閣府子ども・子育て本部は、ことし四月一日現在の認定こども園に関する状況をまとめた。

　公私立合わせた認定こども園の数は、六千百六十園（前年度同期五千八十一園）。うち、公立が一千六園（同八百五十二園）、私立が五千百五十四園（同四千二百二十九園）となった。

　類型別にみると、幼保連携型が四千四百九園（同三千六百十八園）、幼稚園型が九百六十六園（同八百七園）、保育所型が七百二十園（同五百九十二園）、地方裁量型が六十五園（同六十四園）となっている。

　認定こども園へ移行した施設の内訳は、幼稚園四百二十三ヵ所、認可保育所六百九十四ヵ所、その他の保育施設十六ヵ所。認定こども園として新規開園したものが六十九ヵ所だった。複数の施設が合併して一つの認定こども園になった場合があるため、移行数と増加数は一致しない。

　一方、認定こども園からそれ以外の施設へ移行したものが一ヵ所ある。

　都道府県別では、公私立合わせ大阪府が五百五園で最多。次いで、兵庫県の四百園、本道の二百八十四園の順に多い。本道の公私立の内訳は、公立が四十七園、私立が二百九十七園。類型別では、幼保連携型が百九十一園、幼稚園型が六十三園、保育所型が八十四園、地方裁量型が六園だった。

　全国の認定こども園の在籍園児数は八十万六千六百二十一人。支給認定別では一号認定が二十九万四百二十二人、二号認定が三十一万七千二百七十四人、三号認定が十九万八千九百二十五人。

　年齢別では、ゼロ歳児が二万四千七百三十六人、一歳児が七万七千六百九十六人、二歳児が九万六千四百九十三人、三歳児が十九万六千三百三十四人、四歳児が二十万四千七百九十五人、五歳児が二十万六千五百六十七人となっている。

(解説 2018-10-23付)