【解説】11月1日から教育・文化週間(解説 2018-10-30付)
十一月一日から七日までの一週間は、「教育・文化週間」。期間中は、全国各地で、体験活動、公開講座、美術館・博物館の無料開放など、様々なイベントが開かれる。
教育・文化週間は、国の教育・文化に関する国民の理解を深めるとともに、その充実と振興を図ろうと実施しているもの。ことしで六十回目を迎える。
期間中は、文部科学省や教育委員会が中心となり、教育・文化に関する様々な行事を実施。
国では、文化功労者の顕彰をはじめ、教育・文化に関する功労者等の表彰を行う。また、芸術文化に関する行事として、国内最大の文化・芸術の祭典として、「第七十三回文化庁芸術祭」を実施するほか、「第三十三回国民文化祭・おおいた2018」を開催する。
各地方公共団体および国公私立の学校、美術館、博物館、研究所等の関係機関などにおいては、地域に開かれた学校の活動、各種公開講座、週間にちなんだ特別展、施設の無料公開など、各地方公共団体および各機関等の実情に即した各種の教育・文化関連行事などを展開。行事の実施に当たっては、関係機関・団体の協力を求めて、広く週間の趣旨の周知に努めることで、地域住民がそれらの行事等に積極的に参加する意欲を喚起する。
このほか、広く国民一般に週間の趣旨を周知するため、文科省ホームページ等を活用し、各地方公共団体や関係機関・団体が実施する行事の情報を紹介するとともに、文科省メールマガジンや各種情報誌等を通じた広報活動を展開する。
道内においては、十一月一日「北海道教育の日」に関連して、芸術週間として、近代美術館の近美コレクション展を無料開放するほか、旭川美術館、函館美術館、帯広美術館でも、常設展を無料で開放する。
(解説 2018-10-30付)
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