円滑な推進に向け助言　道教委の高校ＯＰＥＮプロジェクト　第１回運営指導委員会開く

（道・道教委 2018-10-30付）

プロジェクトの円滑な推進に向け、指定校に対して指導助言を行った

　道教委は二十六日、札幌市内の道第二水産ビルで本年度から開始した「高校ＯＰＥＮプロジェクト」の第一回運営指導委員会を開いた。研究指定校二校の代表者が研究の重点や目標、今後の計画などについて説明。今後、プロジェクトが円滑に推進されるよう、委員が専門的見地から指導助言した。

　高校ＯＰＥＮプロジェクトは、道ふるさと・みらい創生推進事業の一環として本年度から開始したもの。指定校は、本道の基幹産業、地域を支える人材を育成するため、地域の自治体、企業などと協働し、生徒が地域社会の一員として地域課題の解決を図る実践研究を進めている。

　一回目の運営指導委員会には、委員八人が出席した。

　開会に当たり、道教委の赤間幸人学校教育局指導担当局長があいさつ。同プロジェクトにおけるこれまでの取組経過を報告した上で、今後も事業が一層推進されるよう様々な視点からの意見を求めた。

　引き続き、あいさつに立った佐藤紀雄副委員長は「このプロジェクトは、地域経済の新たな芽を育んでいく高校生たちの新しい挑戦」とし、今後も全道の研究指定校における取組が一層充実していくことに期待を寄せた。

　続いて、事務局が事業概要や運営指導委員会の役割などについて説明した。

　このあとの協議では、研究指定校の滝川工業高校の佐藤靖尚教頭と小樽未来創造高校の奥原祥教諭が研究の重点や目標、今後の計画などについて説明。それをもとに、委員が今後、各取組が円滑に推進されるよう、専門的見地から指導助言した。

　第二回会議は来年三月に開く予定。各研究指定校の成果と課題を整理するほか、第一年次のまとめと検証・評価などを行う。

(道・道教委 2018-10-30付)