アビリンピック出場の２生徒　悔いないよう頑張って！　道教委・佐藤教育長を表敬訪問

（道・道教委 2018-11-02付）

左から山内さん、佐藤教育長、佐藤君

　小樽高等支援学校（松浦孝寿校長）三年生の佐藤稜真君、函館五稜郭支援学校（田近憲二校長）三年の山内萌さんは十月三十一日、第三十八回全国障害者技能競技大会（アビリンピック）参加を前に道教委の佐藤嘉大教育長を表敬訪問した。佐藤君と山内さんは、大会出場に向けた思いを語り、佐藤教育長は「二人とも、悔いのないように頑張ってほしい」とエールを送った。

　全国障害者技能競技大会は、障がいのある人々の職業能力の向上を図るとともに、企業や社会一般の人々に障がいのある人々への理解と認識を深めてもらい、雇用の促進を図ることを目的としている。

　全国大会には、前年度の地区大会の金賞受賞者が出場する。

　前年度の道大会では、小樽高等支援の佐藤君が喫茶サービス、函館五稜郭支援の山内さんがビルクリーニングの種目で金賞を受賞。本年度の全国大会への出場を決めた。

　十月三十一日、二人と小樽高等支援の松浦校長、函館五稜郭支援の田近校長ら一行が道教委を訪問。佐藤教育長と面談した。

　佐藤教育長は、競技の内容やポイントなどを二人に質問。佐藤君は、客の気持ちを第一に考えること、笑顔で相手に接することの大切さを挙げ「後悔のないよう、今出せる力を出し、結果を残せるように頑張りたい」と全国大会への抱負を語った。山内さんは「手伝ってくれた先生や友達のために、優勝を目指したい」と意気込みを述べた。

　佐藤教育長は「二人とも、悔いのないように頑張ってほしい。遠い北海道から応援している」とエールを送った。

(道・道教委 2018-11-02付)