道青少年健全育成審議会が会合 非行などの状況確認 審議会・部会開催も協議(道・道教委 2018-11-06付)
道青少年育成条例の取組等について報告した
道が設置する道青少年健全育成審議会(丸山治会長)は一日、札幌市内のかでる2・7で三十年度第一回審議会を開いた。委員十人が出席。部会委員の指名や審議会および部会の開催について協議したほか、事務局から二十九年度の道青少年健全育成条例の取組や三十年九月末の少年非行等の状況などについて報告を受けた。
審議会は、青少年の健全な育成を図るため、十九年度に知事の附属機関として設置。
本年度一回目となる会合には、学者、団体役職員、公募者などで構成される委員十人が出席した。
開会に当たり、堀本厚道環境生活部くらし安全局長が「道青少年健全育成条例の取組や少年非行等の状況、道青少年健全育成基本計画の推進状況について報告する。設置から十年が経過した本審議会の部会の在り方について、きたんのない意見を」とあいさつした。
議事に移り、部会委員の指名と審議会および部会の開催について協議。有害図書関係や会議の公開・非公開の関係規定などについて確認した。
続いて、事務局が①二十九年度有害図書類の指定状況②道青少年健全育成条例の取組③三十年九月末の少年非行等の状況④道青少年健全育成基本計画(どさんこユースプラン)の推進状況―の四点について報告。有害図書類の指定一覧や有害興行(映画)・有害図書類の指定状況、図書類自動販売機などの設置届出のほか、書店やコンビニ、カラオケ、ネットカフェ・マンガ喫茶等への立ち入り調査への結果などを示した。
また、三十年九月末の少年非行等の状況では、非行少年の状況について、前年同期と比べ百九人(一一・四%)減少していることを報告。
このほか、道青少年健全育成基本計画の推進状況では、インターンシップの実施状況や不登校児童生徒の関係機関等での相談状況、ネットトラブルの未然防止の取組状況などを伝えた。
(道・道教委 2018-11-06付)
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