高校入学者選抜説明会開く―留萌局　円滑な遂行へ認識共有　留意事項を説明

（道・道教委 2018-11-02付）

入選業務の円滑な遂行に向け、留意点などを確認した

　【留萌発】留萌教育局は十月中旬、苫前町公民館で三十一年度公立高校入学者選抜説明会を開いた。管内の公立中学校・高校の校長や教頭など管理職と担当教諭ら三十三人が出席。入学者選抜業務における留意点などを確認し、業務の円滑な遂行に向けて認識を共有した。

　説明会は、三十一年度公立高校入学者選抜について説明を行うことで、入学者選抜事務の円滑な遂行に資することを目的としている。

　開会に当たり、あいさつに立った青木順一教育支援課長は、入学者選抜が生徒の将来に大きくかかわることから、思い込みや慣れによる問題が生じることのないよう徹底した管理体制の構築を要請。また、中高間、学校と教育局間の連携によって受験者と保護者が不安なく受験に臨めるよう、正確な事務処理を呼びかけた。

　はじめに、渡部慶一高校教育指導班主査が入選業務における基本方針について説明。業務でのミスを防止するべく、一連の入選業務の網羅、作成・点検・再点検、業務分担の明確化などの取組を徹底するよう求めた。

　また、特別な配慮を必要とする生徒については、個々の生徒によって対応が異なることから「中学校・高校間で早期協議を行い、試験日当日・入学後に必要な措置の確認を」と述べた。

　続いて、小山彰義務教育指導班主査が中学校における入選業務の注意事項を説明。

　入選業務体制を確立するべく、指揮系統の明確化や情報管理の徹底を要請したほか、不登校生徒の評価・評定については、可能な限り数値化するなどの対応をするよう求めた。

　このあと、高校教育指導班の伊藤崇由主任指導主事が道立高校入学者選抜の手引にかかる留意事項を解説。

　また、各担当者が道立知的障がい特別支援学校高等部入学者選考、多様なタイプの高校、高校就学支援金制度などについて説明した。

(道・道教委 2018-11-02付)