31年度サッポロサタデースクール―札幌市教委 実施校を45校に拡大 本年度比6校増、2月ごろ決定
(市町村 2018-11-02付)

 札幌市教委は、三十一年度サッポロサタデースクール事業の実施校を、三十年度より六校増やし、四十五校に拡大する予定だ。地域の人材・企業の豊かな社会資源を活用するプログラムを、土曜日を中心に学校施設などで行うもの。来年二月ごろに実施校を決定することとしている。

 二十六年度から実施している同事業は、子どもにとってより豊かで有意義な土曜日を実現し、地域全体で子どもを育てる環境を醸成することが目的。地域の多様な技能をもつ人材・企業などの社会資源を活用しプログラムを、土・日・祝日および長期休業中に学校施設などで行っている。

 プログラムの参加対象は原則実施校の児童生徒で、プログラムの内容によっては保護者や実施校以外の子どもも参加できる。

 本年度は、小学校三十校、中学校九校の計三十九校で実施。来年度には実施校を四十五校に拡大することを目指している。

 今後、希望した学校が提出する実施申請書をもとに市教委が実施校を選定。来年二月ごろに内定通知を送付する予定だ。

(市町村 2018-11-02付)

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