さっぽろっ子「なわとび甲子園」―札幌市教委　来年度も開催を予定　今後、内容などを精査

（市町村 2018-11-05付）

　札幌市教委は、さっぽろっ子「なわとび甲子園」を、来年度も開催する予定だ。縄を使った新たな運動にふれる機会を設けることによって、縄跳び運動に対する子どもの意欲をさらに高めることを目指すもの。今後、内容などを精査し、詳細について検討していくこととしている。

　市教委は、二十五年度から縄跳び運動を推奨。各小学校で縄跳び運動が行われている。

　二十九年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査結果では、小・中学校男女ともに反復横跳びの結果が上昇するなど、子どもの敏しょう性が向上した。

　また、二十九年度には、縄跳び運動の取組を発展させる新たな事業の構築に向け、試行的になわとび甲子園を開催。

　短縄跳びを使った新しい跳び方など、運動に挑戦する楽しさを体験する子どもの姿が見られた。

　このため、本年度から、本格的になわとび甲子園を開催。取組のねらいに「縄跳び運動に対する意欲を高める」「小・中学校間の連続性のある取組へと発展させ、運動習慣の形成に役立てる」を掲げ、ことし六月、札幌ドームで行われた「環境広場さっぽろ」のスポーツコーナーでダブルダッチなどの縄跳び教室を行った。

　市教委では、来年度もなわとび甲子園を行う予定。今後、内容や会場などを検討していくこととしている。

(市町村 2018-11-05付)