夢をかなえ一層の飛躍を　大樹高　創立７０周年記念集会

（学校 2018-11-13付）

金田校長は生徒の飛躍を願いエールを送った

　【帯広発】大樹高校（金田英司校長）の創立七十周年記念集会が十月三十一日、同校で開かれた。全校生徒をはじめ関係者など約二百人が出席。金田校長は「夢はみるものではない、語るものでもない、かなえるもの」と訴え、生徒のさらなる飛躍を願った。

　同校は、昭和二十三年に道立帯広商工高校大樹分校として開校。

　学校教育目標「健やかな身体と豊かな心を持ち、自ら学ぶ人間を育てる」のもと、様々な教育活動を展開し、これまでに約七千五百人の卒業生を送り出している。

　吹奏楽局による記念演奏から始まった記念集会では、創立七十周年記念事業協賛会の神山良仁会長があいさつ。

　「七十年間歩んでくることができたのも、町民や卒業生の心強い応援のおかげであり、本校への期待を強く感じる」と感謝の気持ちを伝えた。

　金田校長は、七十年間支えてくれた大樹町や南十勝の地域住民に学校を代表して謝意を示した。

　生徒に向けては「夢はみるものではない、夢は語るものでもない。夢はかなえるもの。仲間と一緒に夢をみて、語り合うことで、その夢をかなえようという意欲が湧いてくる」と述べ、生徒に一層の飛躍を期すようエールを送った。

　祝辞に立った酒森正人大樹町長は「卒業生が全国で活躍していることに、同窓生として誇らしく、心強く思っている」と歴代校長や教職員に感謝と敬意を表した。

　このあと、記念誌の発行や式典掲示用校旗の作成など創立七十周年記念事業について報告。

　このほか、神山会長が生徒代表に式典用校旗を手渡した。

(学校 2018-11-13付)