砂利詰め作業協力に謝意　稚内養護が感謝状贈呈　市内建設業者２社へ

（学校 2018-11-07付）

菊池社長に感謝状を手渡す首藤校長（左）

　【稚内発】稚内養護学校（首藤啓美子校長）は十月二十二日と二十四日、稚内市内の建設業者・山本建設(株)（菊池工社長）と錦産業(株)（貝森輝幸社長）の二社に感謝状を贈呈した。高等部の作業学習「ペットボトルの砂詰め作業」への協力に対するもの。生徒代表が両社の社長にお礼の言葉を述べ、謝意を示した。

　同校高等部では、作業学習の一環として取り組んだ冬季滑り止め用のペットボトルの砂利詰め作業において、国道の維持除雪工事を請け負う両社に協力を依頼。材料や作業場所の提供を受けた。

　感謝状の贈呈は十月二十二日と二十四日に実施。二十二日には首藤校長が山本建設、二十四日には橋本伸明教頭が錦産業を訪れ、両社長にそれぞれ感謝状を手渡した。両社長も、社員らが行っている砂詰め作業を手伝ってもらったことにお礼を述べ、同校に感謝状を贈った。

　また、生徒を代表して高等部二年の杉澤朋泰君と一年の松本悠汰君が同行。松本君は「皆さんから信頼や期待をしていただき、責任を感じることができた。働く上で、今回の作業が自分の自信につながった」とあらためてお礼の言葉を述べた。

　菊池社長は「砂が重く大変な中、一生懸命作業していただいた」、貝森社長は「生徒のお役に立ててうれしく思う」とそれぞれ述べ、これからも教育活動の場を提供し同校に協力していく意向を示した。

(学校 2018-11-07付)