日体大・道医療大・当別町・道銀　連携・協力に関する協定締結　スポーツ振興、地方創生を

（学校 2018-11-13付）

協定書を手にする４団体の代表（左から道銀・堰八会長、東日本学園・東郷理事長、日体大・今村常務理事・当別町・宮司町長）

　学校法人日本体育大学、学校法人東日本学園北海道医療大学、当別町、㈱北海道銀行は五日、北海道銀行本店ビルで四者による連携・協力に関する協定の締結式を行った。連携・協力事項は、「学校・施設における教育・研究および課外活動」「教職員の交流または指導員の派遣」など七項目。北海道銀行の堰八義博取締役会長は「両大学が生み出す相乗効果によって、学生の地元定着、交流事業の増加が図られ、北海道の地方創生の好事例になってほしい」と期待した。

　協定は、体育・スポーツ、健康づくりの分野で四者が相互に連携・協力し、四者の一層の発展とさらなる社会貢献を図ることが目的。道銀から当別町、さらに日体大と道医療大に提案し、今回の協定締結が実現した。

　連携・協力事項は、①学校・施設における教育・研究および課外活動②教職員の交流または指導員の派遣③学生生徒の交流④行事・イベント⑤相互の施設利用⑥スポーツ振興および医療・福祉の推進⑦その他、必要と認める事項―に関する七項目。

　今後、四者の構成員からなる推進協議会を設置し、具体的な取組の内容を検討、決定する予定。

　五日、道銀本店ビルで執り行われた協定締結式では、日体大の今村裕常務理事、東日本学園の東郷重興理事長、当別町の宮司正毅町長、道銀の堰八取締役会長の四人が出席。協定書に署名し、協定を結んだ。

　締結後、東日本学園の東郷理事長は「人材交流、施設の相互利用から始め、互いの独自の分野をさらに互い広げるような、地域の発展に貢献できるような連携にしたい」と述べた。

　道銀の堰八取締役会長は「両大学が生み出す相乗効果によって、学生の地元定着、交流事業の増加が図られ、北海道の地方創生の好事例になってほしい」と期待。積極的に参加していく意向を示した。

(学校 2018-11-13付)