4定札幌市議会代表質問ダイジェスト(30年12月5日) キャリア教育の充実に向け企業との連携を強化 学校トイレ洋式化も議論(市町村 2018-12-07付)
■キャリア教育
四定札幌市議会代表質問(五日)では、企業との連携によるキャリア教育の充実について質疑が行われた。
長谷川雅英教育長は、様々な機会をとらえてキャリア教育の充実を図っていく重要性を強調。企業の協力を得ることで「工夫を凝らした実践的な職業体験につながり、子どもたちの参加意欲も高まる」との認識を示した。
今後、企業との連携強化によって職業体験の機会を増やすことや、生涯学習施設を活用した子ども向け職業体験講座の開設といった新たな取組の検討など、「キャリア教育のさらなる充実に努めていきたい」と答弁した。
村山拓司議員(自民党)の質問に答えた。
■トイレ洋式化
基幹避難所となる学校のトイレの洋式化について質疑が行われた。
長谷川雅英教育長は、教育環境の改善に向けて、児童生徒数に応じた洋式トイレの整備を進めていることを説明。今後、さらに洋式トイレの割合を上げることについて、避難所対策にかかる国の動向などを注視しながら対応を検討していく方針を示した。
村山拓司議員(自民党)の質問に答えた。
■SDGsへの理解
持続可能な開発目標(SDGs)の認知度向上について質疑が行われた。
吉岡亨副市長は、SDGsについて、中長期的な観点で、経済・社会・環境の関係性を重視しながら統合的に取り組むことで「持続可能な社会の実現を目指すもの」と説明。その趣旨を市民に浸透させていく重要性にふれ、アクションプランの改訂などに際してSDGsの視点を取り入れた計画づくりを行うとともに、出前講座などを通じ「市の施策や事業内容の周知と併せて、SDGsの内容や意義などを市民に対し伝えていく」と答弁した。
職員に対しては、これまでに外部有識者などを招いた勉強会を開いていることを紹介し「今後も様々な機会をとらえて、さらなる理解促進や意識付けを図っていきたい」と述べた。
成田祐樹議員(民主市民連合)の質問に答えた。
■おたふくかぜ
おたふくかぜの予防接種への支援について質疑が行われた。
岸光右副市長は、おたふくかぜの合併症の難聴は高い割合で障がいが残ることや、ワクチンの安全性が増していることを勘案し「ワクチン接種を推進することに意義がある」との認識を示した。
現在、ワクチンは任意接種で、希望する保護者の経済的負担になっていることにふれた上で、国の動向を見極めながら支援策の検討を進めていく考えを明らかにした。
村山拓司議員(自民党)の質問に答えた。
(市町村 2018-12-07付)
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