4定市議会代表質問ダイジェスト(30年12月6日) 子ども向けウィンタースポーツ塾 パラスポーツコースを準備(市町村 2018-12-10付)
■障がい者スポーツ
四定札幌市議会代表質問(六日)では、冬季の障がい者スポーツの振興について質疑が行われた。
秋元克広市長は、二十九年度に有識者会議において策定した障がい者スポーツ普及促進プログラムの提言を受け、本年度から新たに障がいのある児童生徒のスキー学習などに対応するため、市内のスキー場六ヵ所にチェアスキーを配置したことを紹介した。
また、指導者の養成講習会の開催や、子どもが冬のスポーツを体験できるウィンタースポーツ塾のパラスポーツコース開設に向けて準備を進めていることを明らかにし「今後とも冬季の障がい者スポーツの環境整備と裾野の拡大に努めていきたい」と述べた。
本郷俊史議員(公明党)の質問に答えた。
■長時間労働対策
教員の長時間労働対策について質疑が行われた。
長谷川雅英教育長は、教員の長時間労働対策について、業務の役割分担の適正化や時間外勤務抑制のための措置など「総合的に取り組むことが必要」と述べた。
市では夏季休校日や部活動活動基準の設定などに取り組んでいることにふれ、「少人数学級については、必ずしも長時間労働の解消につながるものとは考えていない」との考えを示した。
また、少人数学級は「児童生徒にきめ細やかな指導を行う上では有効」という認識をもちつつも、その拡大については国が財源等を保障すべきとし「様々な機会を通じて要望していきたい」と答弁した。
平岡大介議員(日本共産党)の質問に答えた。
■学校規模適正化
学校規模適正化について質疑が行われた。
長谷川雅英教育長は、学習意欲の向上など子どもたちへの教育面の効果が期待されることから、教育環境を整えるために学校規模適正化の取組を進めていることにふれ、その際には保護者や地域住民などを中心とする小規模校検討委員会で検討していることや、丁寧な情報提供に留意していることを紹介した。
学校規模適正化の新たな取組地域の選定について、今後検討していくに当たっては、学校規模だけでなく、将来の児童生徒数の見込みや隣接校の状況や通学区域など「総合的に勘案しながら進めていきたい」との考えを示した。
本郷俊史議員(公明党)の質問に答えた。
(市町村 2018-12-10付)
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