道小が第４回理事研修会　胆振大会の計画案示す　キャッチフレーズ等協議

（関係団体 2018-12-19付）

本間会長が昨今の教育情勢を説明

　道小学校長会（本間達志会長）は十七日、ホテルライフォート札幌で第四回理事研修会を開いた。開会式で本間会長は、第七十回全連小研究協議会道大会・第六十一回道小教育研究函館大会について「皆さんの協力で大成功に終えることができた」と振り返った。議事では、来年九月に開催予定の教育研究胆振・苫小牧大会に向けた計画案が示され、キャッチフレーズやシンボルマークなどについて協議した。

　開会式では、本間会長があいさつ。十月に函館市内で開かれた第七十回全連小研究協議会道大会・第六十一回道小教育研究函館大会を振り返り、「皆さんの協力のおかげで大成功に終えることができた」と関係者に対し謝意を伝えた。

　全連小常任理事会などの報告を踏まえ、全連小「小学校教育の充実・改善に関する要望書」の文部科学省への提出や、文科省の『小学校プログラミング教育の手引き』改訂など、昨今の教育情勢を説明した。

　続いて、道教委義務教育課の川端香代子主幹が学習用具の持ち運びに関する工夫例を記載したリーフレットを紹介。教職員課の山下幹雄主幹は、道内における教員の欠員状況、教員確保に向けた道教委の対応を伝え「教員としてふさわしい資質・能力を備えた教員の確保に努める」と述べた。

　桑原知己主幹は、中央教育審議会が示した「公立学校の教師の勤務時間の上限に関するガイドライン」案を踏まえ「北海道アクション・プランの目標時間の関係を整理するなど、今後の検討を進めたい」との考えを示した。

　つぎに、会務・各部の活動について担当者が説明。研修部からは、来年九月十三・十四日に開催予定の道小教育研究胆振・苫小牧大会に向けた計画案が示され、キャッチフレーズやシンボルマークなどについて協議した。

(関係団体 2018-12-19付)