【平成３１年を迎えて　教育研究団体に聞く】北海道高等学校教育研究会　林恵子会長

（関係団体 2019-01-16付）

　謹んで新年のお喜びを申し上げます。日ごろより、本研究会の活動に対しまして、温かいご理解とご支援を賜り、心より感謝申し上げます。

　今年度は、「未来を担う人を育む北海道高等学校教育の創造」を研究主題として、第五十六回研究大会を、一月九日、十日の二日間にわたって開催いたします。一日目は、国立情報学研究所社会共有知研究センター　センター長・教授　一般社団法人教育のための科学研究所　代表理事・所長の新井紀子氏を講師としてお招きし、「ＡＩ時代の教育～社会はどこへ向かうか」と題し、札幌市民交流プラザ・札幌文化芸術劇場　ｈｉｔａｒｕで全体集会講演会を開催します。また、二日目は、十四の会場に分かれて、教科別集会を開催いたします。教科別集会では、最新の研究成果や情報が得られる教科・科目ごとの講演と、全道各地の実践例を中心とした提言や研究発表が行われ、各教科の今日的な課題に迫る研究協議が展開されます。会員はその成果を各学校にもち帰り、日々の実践をより良いものにすべく工夫を重ねています。

　社会の変容に伴い、高校教育も大きく転換しつつある今日、本研究会は、今後も北海道教育の発展を目指し、全道から集まる志をもった教職員の研鑚と修養に寄与し続ける所存です。平成三十一年の新年を迎え、今後とも変わらぬご理解とご支援を賜りますよう、重ねてお願い申し上げ、新年のごあいさつに代えさせていただきます。　　

▼事務局＝市立札幌旭丘高校（事務局長―矢田春義副校長）

(関係団体 2019-01-16付)