３年に１回合同点検　豊富町通学路安全プログラム

（市町村 2019-01-28付）

　【稚内発】豊富町における通学路安全プログラムがまとまった。三年に一回程度合同点検を実施し、点検結果から対策が必要と判断した個所については、歩道整備などのハード対策やスクールガードによる見守りといったソフト対策など、具体的な対応策を検討する。対策実施後は通学路安全推進会議の各担当部署において情報収集を行い、効果を把握する。

　児童生徒が安全に通学できる通学路を確保するため、町教委や町教頭会、町ＰＴＡ連合会などの関係機関で構成する通学路安全推進会議で議論し、プログラムを策定。

　今後はプログラムに基づき、関係機関と連携して、児童生徒が安全に通学できる通学路の安全確保を図っていく。

　プログラムの概要はつぎのとおり。

【基本的な考え方】

　継続的に通学路の安全を確保するため、合同点検を実施するとともに、対策実施後の効果把握も行い、対策の改善・充実を行う。これらの取組をＰＤＣＡサイクルとして繰り返し実施し、通学の安全性の向上を図っていく。

【合同点検の実施時期等】

　通学路安全推進会議において実施時期および実施個所を検討した上で、三年に一回程度合同点検を実施する。道路新設など周辺交通状況の大きな変化によって通学路を見直した場合はその都度合同点検を行う。

　効率的・効果的に合同点検を行うため、重点課題を設定し、合同点検を実施する。

【対策の検討】

　合同点検の結果から明らかになった対策必要個所について、歩道整備や防護柵設置などのハード対策、交通規制やスクールガードによる見守りなどのソフト対策など、具体的な対策案を検討する。

【対策効果の把握】

　合同点検結果に基づく対策実施後の個所について、実際に期待した効果が上がっているのか、通学路安全推進会議の各担当部署において情報収集を行い、対策効果を把握する。

【対策の改善・充実】

　対策実施後も、合同点検や効果把握の結果を踏まえて、対策内容の改善・充実を図る。

(市町村 2019-01-28付)