【解説】２０１９年９月「みらプロ」月間

（解説 2019-02-25付）

　文部科学省、総務省、経済産業省は、二〇一九年九月を「未来の学び　プログラミング教育推進月間（みらプロ）」として設定し、プログラミング教育の指導案や動画配信などを実施する。企業訪問や外部講師派遣によるスペシャル授業、民間企業によるプログラミング教育の動画配信も実施する予定で、授業を希望する学校には三月十五日まで、動画配信を希望する学校には四月十五日までの登録を求めている。

　文科省、総務省、経産省は二十九年三月、民間企業と連携し、官民協働による「未来の学びコンソーシアム」を設立。同コンソーシアムによる「小学校を中心としたプログラミング教育ポータル」サイトでは、プログラミング教育の実践事例、教材情報などを紹介している。

　二〇二〇年度から全面実施となるプログラミング教育の実施に向けた気運の醸成を図るため、二〇一九年九月を「未来の学び　プログラミング教育推進月間」に設定。社会におけるプログラミングの活用に焦点を当てた総合的な学習の時間の指導案を配信する。

　併せて、指導案で活用できるよう、①民間企業による企業訪問や外部講師派遣によるスペシャル授業の公募②民間企業によるプログラミング教育に関する動画配信―を計画。希望する学校を募集しており、優れた実践事例の創出を図っていく。

　①のスペシャル授業の実施を希望する学校は、三月十五日までに登録フォームに必要時刻を入力して応募。登録はクラス単位または学年単位で、三月末日までに結果や日程を通知する。

　②の民間企業によるプログラミング教育の動画配信を希望する学校は、四月十五日までに登録フォームから応募。六月末日までに、動画や授業の指導案を配信する予定となっている。

(解説 2019-02-25付)