【解説】公立高校等２２９校　３月１日卒業式

（解説 2019-02-28付）

　道教委は、道内公立高校等卒業式の状況（六日現在）をまとめた。卒業式を実施する公立高校等は二百三十一校。うち、三月一日に実施する学校は二百二十九校だった。

　三月一日に実施する学校の内訳をみると、全日制・定時制併置校三十一校、全日制単置校百八十六校、定時制単置校八校、定時制単位制二校、中等教育学校二校。同じく三日、十七日、二十二日に実施する学校は各一校。有朋高校が重複し、合計が一校多い。

　卒業予定者数は、三万一千五百四十六人（二十九年度三万一千九百五十四人）。内訳は、全日制が三万二十三人（同三万五百三十一人）、定時制が五百四十二人（同五百九十五人）、通信制が四百五十一人（同三百三十五人）、定時制単位制が二百九十五人（同二百六十六人）、中等教育学校が二百三十五人（同二百二十七人）だった。

　小樽未来創造高校と留萌高校は、第一回卒業式を挙行し、初めての卒業生を送り出す。共和高校、滝上高校、新得高校は閉校となるため最後の卒業式を行う。

　特色ある卒業式をみると、札幌厚別高校は、式中の国歌および校歌の伴奏を音楽系列の生徒が管弦楽で演奏する。札幌琴似工業高校定時制は、雪でつくった灯籠の中に、札幌稲穂高等支援学校生産技術科の生徒が製作したろうそくを入れて点灯させ、卒業生を送り出す。共和高校では、卒業式の第二部として卒業生を祝う会を行い、ビデオメッセージの上映やミニコンサートを実施。富川高校では卒業生全員で作詞・作曲した歌を式歌として斉唱する。市立札幌開成中等教育学校では、卒業生一人ひとりがステージに登壇し、決意表明する。

　なお、学校ごとの卒業式の日時は、高校教育課のウェブページに掲載している。

(解説 2019-02-28付)