学校力向上の八幡小など　渡島局が道教育実践表彰伝達式

（道・道教委 2019-03-29付）

五十嵐局長から表彰状を受け取る松浦校長（右）

　【函館発】渡島教育局は二月下旬、函館市立八幡小学校（松浦一秀校長）で道教育実践表彰伝達式を執り行った。八幡小は管内唯一の学校表彰受賞校。五十嵐晋局長が松浦校長に表彰状を手渡し、児童と教員のさらなる活躍を期待した。

　三十年度の道教育実践表彰では、渡島管内から学校表彰で函館市立八幡小学校。教職員表彰では、函館商業高校の石塚和久教諭、函館水産高校の星澤克幸教諭、函館養護学校の脇澤俊美教諭の三人が選ばれた。

　伝達式では、八幡小、函館商業高、函館水産高、函館養護を五十嵐局長が訪問。受賞者に表彰状を手渡した。

　うち、管内で唯一、学校表彰を受けた八幡小は、二十五年度から道教委の学校力向上に関する総合実践事業の指定を受けている。学校が一体となって取り組む授業改善や中堅・ベテラン教員をメンターとし、若手教員の資質・能力の向上を計画的に進めてきた。

　また、放課後学習教室の実施やＰＴＡとの連携など、保護者・地域から信頼される学校づくりにも取り組んでいる。

　松浦校長は「六年間、学校力向上に関する総合実践事業に取り組んできた成果として、表彰は大変名誉なこと。今回をスタートに、学校全体で活動の充実を図っていきたい」と話した。

(道・道教委 2019-03-29付)