北方資料など重点に　情報収集計画まとめる

（道・道教委 2019-03-29付）

　道立図書館は、第三次道立図書館事業推進計画に基づき、三十一年度から三十四年度までの四年間における道立図書館資料収集計画をまとめた。

　各分野にわたり広範囲の資料を収集対象とし、今後四年間で特に重点として収集する分野について定めるもの。

　重点分野として、「課題解決型サービス、レファレンスに対応するための資料」「子どもの読書活動を推進するための資料」「高齢者・障害者サービスを充実するための資料」「北方資料」「図書館学関係資料」の五つを定めた。

　購入による収集では、課題解決型サービスに対応するための資料において、道民の関心が高い①しごとの支援②くらしの支援③地域の活性化支援―の三つのテーマについて重点的に充実を図る。

　高齢者・障害者サービスを充実するための資料については、大活字本などのバリアフリー資料を収集することを盛り込んでいる。

　また、北方資料については、新刊書をもれなく収集。従前どおり網羅的収集を行う方向性を示した。

　逐次刊行物については、従来の収集計画から変更し、①②③を含んだ重点分野を踏まえて収集する。

　寄贈による収集については、今後も各資料選定基準に照らして収集。特に①②③の分野および北方資料などについては、非流通資料についても情報把握に努め、積極的に収集するとした。

(道・道教委 2019-03-29付)