第4期道立美術館等作品収蔵計画―道教委 収集と活用の2本柱 対象地域など具体的に(道・道教委 2019-04-05付)
道教委は、本年度から10年間を計画期間とする「第4期道立美術館等作品収蔵計画」を策定した。構成の柱を「作品収集基本方針」「作品活用基本方針」の2つに集約。収集作品、対象地域の範囲などをより具体的に示すなど、文章を変更している。
各道立美術館、釧路芸術館の長期的・総合的な作品収集等の方針である第3期計画の期間の終了に伴い策定するもの。
計画期間は本年度から10年間。
対象美術館は、近代美術館、三岸好太郎美術館、旭川美術館、函館美術館、帯広美術館、釧路芸術館の6館となっている。
計画の柱は「作品収集基本方針」「作品活用基本方針」の2本。第3期計画にあった「長期作品収集基本計画」を削除し、再構成した。
作品収集基本方針は、美術品収集についての基本理念や収集作品の対象分野を道立美術館全体の総括方針、各道立美術館の館別方針で整理。収集作品の範囲を精査したことを踏まえ、収集作品、対象地域の範囲などを館別により具体的に示している。
作品活用基本方針では、有効な作品活用のために収蔵作品の適切な管理、保存環境の保持に努めることとし、道立美術館と地域の美術館の連携強化を示した。
(道・道教委 2019-04-05付)
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