特センが８月に新規研修講座　安全・安心な摂食指導　対象は自立活動教諭１０人

（道・道教委 2019-04-10付）

　道立特別支援教育センターは、新規研修講座として課題研修「特別支援教育摂食実技研修講座」を開設する。対象は特別支援学校自立活動教諭。道医療大学リハビリテーション科学部・心理科学部言語聴覚療法学科の木下憲治教授らによる講義や実技を通して、摂食および嚥下に課題のある幼児児童生徒に安心・安全な摂食指導が行えるよう、基礎的な知識・技能を身に付ける。

　研修講座は、学校力の向上や地域の特別支援教育の取組の充実、特別支援教育に関する今日的な課題解決などを目的に行うもの。

　特別支援学校における障がいの重度・重複化、多様化に対応することをねらって、本年度新たに課題研修「特別支援教育摂食実技研修講座」を開設した。子どもの発達・成長にかかわる給食などを安心・安全に提供できるよう、摂食・嚥下に関する基礎的な知識、技能や、専門性を身に付ける機会を提供する。

　日程は8月8～9日。道医療大の木下教授による特別講義「摂食および嚥下に課題のある幼児児童生徒の口腔機能や嚥下機能について」や、道立子ども総合医療・療育センターの續晶子センター長による基調講義「障がいのある幼児児童生徒の安心・安全な摂食指導にかかる心身の発達およびリハビリテーションについて」のほか、実技・協議などを行う予定。

　対象は、摂食などに課題のある幼児児童生徒の指導を担当している特別支援学校自立活動教諭で、定員は10人。

　申込期日および申込の詳細については、別途通知する。

(道・道教委 2019-04-10付)