第７期第７回道教育推進会議　コーディネーター配置を　全道的なＣＳ推進へ意見

（道・道教委 2019-05-29付）

３０年度の主な施策や取組状況等を説明した

　道教育推進会議は２４日、札幌市内の道第２水産ビルで第７期第７回会議を開いた。平成３０年度道教委の活動状況に関する点検・評価報告書素案をもとに、各課担当者が３０年度に実施した主な施策や取組状況、課題、今後の方向性について説明。委員からは全道的なコミュニティ・スクールの推進に向け、未配置の地域においてコーディネーター等の配置を求める声などが上がった。

　道教委の附属機関である道教育推進会議は、条例に基づき、道教委の管理・執行状況の点検・評価、諮問に応じて基本的な計画の策定・変更に関する調査審議を所掌している。

　第７期第７回会議には、委員９人が出席した。

　開会に当たり、道教委の土井寿彦総務政策局長があいさつ。３０年度から新しい道教育推進計画がスタートしたことにふれ、新しい計画による点検・評価について適切に精査するよう求めた。

　議事に移り、会長・副会長選任では、北海道大学大学院教育学研究院の大野栄三教授を会長に、道ＰＴＡ連合会の青田基顧問を副会長に選出した。

　続いて、事務局が３０年度道教委の活動状況に関する点検・評価報告書素案について説明。各課担当者が３０年度に実施した主な施策や取組状況、課題、今後の方向性を示した。

　委員からは「全道的にコミュニティ・スクールを推進するため、未配置の地域にコーディネーター等を配置すべき」「小中一貫教育も施策項目に取り入れてほしい」などの意見が挙がった。

(道・道教委 2019-05-29付)