司書コース以外の学生 初の受入 業務体験や事業企画を 北星学園大2年生対象に 道立図書館(道・道教委 2019-05-27付)
毛利副館長は若者らしい柔軟な発想に期待した
北星学園大心理・応用コミュニケーション学科のフィールド実習は、2年生の必修科目。実習先での社会的体験を通して、人間関係や組織づくり、コミュニケーションについて学ぶことをねらいとしている。
実習先は産業系、野外系、教育系、地域系の4分類に分かれており、同館は、本年度新たに開設された地域系実習の実習先として協力することとなった。同館が北星学園大のフィールド実習における実習先として協力するのは初。
これまで中学・高校の職場体験や大学の司書コースの実習生の受け入れを行うことはあったが、司書コース以外の大学生を長期間受け入れるのは初の試み。学生11人を対象に、9月23日まで80時間程度の活動を行う。
実習内容は、コミュニケーション能力の向上とイベントや広報の企画力の向上をコンセプトに構成。カウンター業務や資料整理などの図書館業務を体験するほか、9月23日に開催される「図書館まつり」のイベント企画・運営を行う。また、同館の利活用について広く周知するPR動画やパンフレットの作成・発表なども予定している。
受け入れ初日となる17日には、館内でオリエンテーションを実施した。
あいさつに立った毛利薫副館長は「活動を通じて、当館職員や利用者、大学生同士の活発なコミュニケーション活動を図るとともに、若者らしい柔軟な発想や視点、行動力を発揮していただきたい」と期待。
このあと、桑原裕子企画支援課長が、道立図書館の概要や役割、歴史、運営の基本方針などについて説明した。
(道・道教委 2019-05-27付)
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