道内の教員採用選考検査志願者―道教委　２４１人減り４４５１人　東京会場４分の１占める

（道・道教委 2019-06-11付）

令和２年度道・札幌市公立学校教員採用候補者選考検査志願者の状況（クリックすると拡大表示されます）

　道教委は、令和２年度道・札幌市公立学校教員採用選考検査の志願者の状況をまとめた。道、札幌市を合わせた志願者数は４４５１人で、前年度と比べて２４１人減少。道では小学校、特別支援学校の受検者が約２割減と大きく減少している。受検者拡大に向け、約２０年ぶりに設置する東京会場での受検志願者数は１１６０人となり、全体の約４分の１を占めた。

　道における志願者数は３１５７人で、前年度より５・８％の減少。受検区分別にみると、小学校が２１・６％減、特別支援学校が１９・８％減と大きく減少する一方、養護教諭が４１％増の３１３人と大きく増加した。

　道教委によると、養護教諭で志願者数が増加した要因の一つに、道外受検者の増加を挙げている。

　札幌市の状況をみると、志願者数は１２９４人で、前年度より３・５％減少。特別支援学校で１・８％とやや増加したものの、それ以外のすべての受検区分で減少した。

　道と札幌市を合わせた志願者数は４４５１人で、２４１人の減少。志願者の総数のうち、東京会場での受検志願者数は１１６０人となった。

(道・道教委 2019-06-11付)