全道コンプライアンス確立会議―道教委　教職員の不祥事根絶へ　実効性ある防止策を協議

（道・道教委 2019-06-12付）

テレビ会議を通して各教育局から約４０人が参加した

　道教委は１０日、道庁本庁舎テレビ会議室と各教育局を接続し、全道コンプライアンス確立会議を開いた。各教育局の次長、企画総務課長ら関係職員約４０人が参加。教職員の不祥事根絶に向けて情報を交換し、実効性のある再発防止策を協議した。

　教職員の不祥事などの再発防止に関する意見交換や情報交換を通して共通理解を図り、不祥事再発防止の取組への反映を図ることが目的。

　はじめに、泉野将司教職員課服務担当課長があいさつ。５月３１日に石狩管内の道立高校教職員による飲酒運転事故が発生したことを受け、６月６日付けで飲酒運転根絶に向けた教育長の緊急メッセージを発出したことを伝え、「教職員の不祥事は決してあってはならず、学校教育の根幹を揺るがす問題」と強調。管理職自らの自覚とともに、教職員一人ひとりの意識改革や心に届く取組を行い、危機感をもって不祥事防止に取り組むよう求めた。

　続いて、前年度の各管内コンプライアンス確立会議の開催状況、コンプライアンス確立月間中に実施した職場研修の状況を説明。

　また、重大事故の防止や飲酒運転の根絶に向けた留意事項、平成３０年度の体罰に関する実態把握の結果と要因分析、ハラスメントの防止に向けて説明・協議した。

(道・道教委 2019-06-12付)