道教委が第１回ＣＳ連絡協議会　働き方改革の意識も必要　コーディネーター不可欠

（道・道教委 2019-06-13付）

ＣＳの一層の推進に向け意見を交わした

　道教委は１１日、道庁本庁舎で令和元年度第１回道地域学校協働活動推進会議兼コミュニティ・スクール連絡協議会を開いた。構成員１０人が出席し、道内各地域におけるコミュニティ・スクールの円滑な推進に向けて意見を交換。構成員からは、導入地域におけるコーディネーターの役割を重要視することや、互いに共通理解を図ることが大切などの意見が挙がった。

　義務教育課の濱中昌志地域連携担当課長があいさつ。

　コーディネーターを務める人材の育成や、学校における働き方改革の推進なども意識する重要性を指摘し「さらなる取組の充実に向け、各市町村による実態に即した仕組みの構築が必要」との考えを示した。

　引き続き、担当者が３０年度の地域学校協働本部等の推移・実施状況やコミュニティ・スクールの導入・推進状況を報告した。

　また、令和元年度の年間テーマを「地域学校協働活動やコミュニティ・スクールの推進に向けた基盤をさらに強化するために重点的に取り組むべきことは何か」とし、本年度における具体的な協議の視点に「地域学校協働本部とコミュニティ・スクールの一体的推進に向けて」を掲げたことを説明した。

　協議では、構成員から「コミュニティ・スクールを円滑に進めるためには、導入している各地域のコーディネーターの役割が不可欠」「コミュニティ・スクールを推進する上で、学校と地域の思いなど、互いに共通理解を図ることが大切」などの意見が挙がった。

　このほか、担当者がコミュニティ・スクール実践事例集作成計画案や、コミュニティ・スクールの成果等にかかる映像資料などについて情報提供した。

(道・道教委 2019-06-13付)