来年度からノー部活ＤＡＹ　胆振局が働き方改革推進会議

（道・道教委 2019-06-14付）

２３人が出席し、意見を交わした

　【室蘭発】胆振教育局は５月下旬、むろらん広域センタービルで本年度第１回管内学校における働き方改革推進会議を開いた。管内市町教委、小・中学校、中体連、ＰＴＡ連合会などから２３人が出席。出退勤管理や教頭の業務改善のほか、「ノー部活ＤＡＹ」の実施に向けた課題などについて意見を交わした。

　佐野秀樹局長はあいさつで「前年度に引き続き、学校・家庭・地域・行政が連携を密にし、各学校における働き方改革が着実に進むよう、取組の調整や情報収集・提供に努めたい」と話した。

　会議では、教育局担当者が本年度中に客観的に勤務時間を把握するための出退勤管理システムを構築することや、管内の市町教委、小・中学校校長・教頭の代表からなる教頭業務改善検討チームから提出された提言の内容を推進するため、今後、状況把握を行っていくことなどを説明。意見を交換した。

　さらに、毎月第３日曜日の道民家庭の日を、管内で統一した部活動休養日とするノー部活ＤＡＹとすることについて、今後のスケジュールなどを共有し、次年度からの実施を目指すこととした。

(道・道教委 2019-06-14付)