ふるさと納税を活用　道立校の教育活動で鈴木知事

（道・道教委 2019-06-18付）

鈴木直道知事

　鈴木直道知事は１４日の定例会見で、第２回定例道議会に提案する補正予算案について説明した。「活力あふれる北海道の新時代を創り上げる」との考えのもと、「多様性と可能性を活かした確かな未来づくりへの挑戦」など３つの挑戦を政策の柱に設定。ふるさと納税を活用し、道立学校の特色ある教育活動を進めていくことを表明した。

　鈴木知事にとって最初の政策予算となった補正予算は、２５１３億円を計上。当初予算と合わせた一般会計総額は２兆８６０９億円となり、前年度当初と比べ、４・０％増加した。

　鈴木知事は、知事として掲げた政策や道民に託された想いを踏まえ、①北海道への想いをつなげる豊かな地域づくりへの挑戦②多様性と可能性を活かした確かな未来づくりへの挑戦③地域と未来を支える活力ある産業づくりへの挑戦―の３つの挑戦を柱に設定した。「活力あふれる北海道の新時代を創り上げていく」との考えのもと、１０の展開方向に沿って各政策を進める。

　多様性と可能性を活かした確かな未来づくりの挑戦では、展開方向の１つに将来を担う子どもたちの成長を支える教育環境の充実を設定。国際交流の拡大など、道立学校における特色ある教育活動の展開を政策のポイントに位置付けた。

　ふるさと納税を活用し、道立学校の特色ある教育活動などを進めていくこととし「各道立学校の取組や高校生の海外留学の支援などに充てていく」との方針を示した。

(道・道教委 2019-06-18付)