教育支援センター設置促進支援―道教委　小樽市教委で実施　国の委託事業　３年ぶり

（道・道教委 2019-06-10付）

　道教委は、本年度「教育支援センターの設置促進支援事業」の実施教育委員会に小樽市教委を決定した。国の委託を受けて３年ぶりに実施するもの。委託を受けた小樽市教委は、不登校児童生徒の支援に向けた取組を進める。あす１１日に道庁別館で開かれる第１回連絡協議会で、具体的な取組の内容、事業推進上の課題や方策を検討する。

　教育支援センターの設置促進支援事業は、国のいじめ対策・不登校支援等推進事業の委託を受け、道教委が市町村教委などに再委託して実施するもの。

　委託を受けた教育委員会は、教育支援センター（適応指導教室）など、不登校児童生徒の多様な状況に応じた学習の場の設置促進・機能拡充のための取組を行い、成果を道内に広く普及・啓発する。

　１１日午後１時３０分から道庁別館で開催する教育支援センターの設置促進支援事業第１回連絡協議会において、「事業推進上の課題共有および方策」をテーマに検討する。

　また、道教育大学の平野直己教授が不登校児童生徒に対する効果的な支援について講義する。

(道・道教委 2019-06-10付)