建設業者等でインターンシップ　建設業への理解深め　測量やドローン操縦　余市紅志高

（学校 2019-07-10付）

２人が参加し、工事現場見学や実習を行った

　【小樽発】余市紅志高校（上田徹校長）は６月中・下旬の３日間、地元の建設業者などでインターンシップを行った。このうち、和田建設工業㈱（和田哲也社長）には２年生２人が参加。測量やドローン操縦の実習、現場見学などを通して、建設業の魅力について理解を深めた。

　社会人として必要となるマナーを身に付けつつ、望ましい勤労観や職業観を育むために行っているもの。

　和田建設工業では、和田正樹常務が会社概要と同社が施工する「国道５号余市町余市改良ほか一連」の工事の目的について説明。倶知安余市道路の完成による効果と登川大橋の施工の流れを写真入りで伝えたほか、建設会社の職種、土木工事における施工管理についてふれ、「現場の責任者になるには国家資格が必要であり、経験年数を積むことで学歴に関係なく受験できる」「施工管理以外にも様々な職種があるので、興味があれば建設業を職業選択の一つに入れてほしい」などと呼びかけた。

　午後からは国道５号余市町余市改良ほか一連の現場を見学。２日目は登川大橋の現場見学、測量・ドローン操縦実習などを行った。

　生徒は地域の安全・安心を守る建設業の役割を理解するとともに、自身の将来についてイメージを膨らませていた。

(学校 2019-07-10付)