札幌市スキー学習支援事業　３０年度は８０校で実施　インストラクター派遣も増

（市町村 2019-07-17付）

　札幌市スポーツ局は、中学校や高校などにスキーインストラクターを派遣する札幌市スキー学習支援事業の平成３０年度実績をまとめた。実施校は前年度比３校増の８０校。インストラクターの延べ派遣人数は１００４人と前年度から６８人増加した。インストラクターの派遣基準を見直し２８年度から派遣人数を増やしたほか、２９年度から肢体不自由のある児童生徒を対象とした支援を実施。今後も児童生徒へのきめ細かな支援に取り組んでいく。

　事業は、スキー学習の実施促進および継続を支援することを目的に、中学校や中等教育学校、高校、特別支援学校のスキー学習にインストラクターを派遣するもの。

　また、２８年度には生徒一人ひとりによりきめ細かな指導を行うため、インストラクターの派遣基準見直しに着手。指導者一人当たりの持ち生徒数を、平均２５人以下から２０人以下に変更した。

　２９年度からは、スキー学習に参加できない肢体不自由児童生徒に対するスキー学習の実施、普及に向けた支援を展開。小・中学校、中等教育学校に在籍する肢体不自由の児童生徒一人にインストラクターを派遣している。

　２３年度は５７校、２４年度は７９校、２５年度は７５校、２６年度は７７校、２７年度は７９校、２８年度は７７校、２９年度は７７校で事業を活用した。

　３０年度の実施校は前年度比３校増の８０校。インストラクターの延べ派遣人数は１００４人で、前年度より６８人増えた。

(市町村 2019-07-17付)