家庭教育支援者の養成等推進事業 小樽、芦別など13市町でネットワーク構築策検討 道教委(道・道教委 2019-08-02付)
道教委は、家庭教育支援者の養成とネットワーク化推進事業における令和元年度モデル市町村を決定した。小樽市や芦別市など13市町を指定。教育局と協働で家庭教育ナビゲーターの養成研修やスキルアップ研修を実施するほか、家庭教育支援者が集い、ネットワークの構築と方策を検討する機会を設けるなど、家庭教育支援の取組の充実を図る。
平成30年度から開始した同事業では、27~29年度に実施した家庭教育「学びカフェ」推進事業の成果を踏まえ、すべての保護者が安心して家庭教育を行うことができるよう、家庭教育ナビゲーターの養成および育成を推進。
また、市町村の家庭教育ナビゲーターを含む家庭教育支援者(家庭教育ナビゲーター、家庭教育サポート企業関係者、学校関係者、地域ボランティア、市町村・市町村教委職員など)のネットワーク化を進め、家庭教育支援の充実を図っている。
事業期間は30年度から3ヵ年で、毎年度各管内からモデル市町村を指定。本年度は芦別市、小樽市など13市町を決定した。
各モデル市町は、教育局と協働で家庭教育ナビゲーターの養成研修やスキルアップ研修を実施し、資質の向上と家庭教育支援者相互のネットワーク化の必要性について理解を深める。
また、家庭教育支援者が集う機会を設け、域内における家庭教育支援の充実に資する方策などを検討する。
道教委は、有識者で構成する家庭教育推進協議会を設置し、家庭教育ナビゲーターの日々の実践やスキルアップ研修で活用する教材等を開発。取組の成果については、モデル市町村の取組の概要や成果などを資料にまとめ、全道に普及させる。
なお、石狩管内での本年度実施の予定はない。
本年度の事業モデル地域はつぎのとおり。
▼空知=芦別市
▼後志=小樽市
▼胆振=むかわ町
▼日高=日高町
▼渡島=北斗市
▼檜山=せたな町
▼上川=鷹栖町
▼留萌=天塩町
▼宗谷=浜頓別町
▼オホーツク=大空町
▼十勝=大樹町
▼釧路=弟子屈町
▼根室=羅臼町
(道・道教委 2019-08-02付)
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