ほっかいどう学推進フォーラム　１０月１７日に設立シンポ　正会員、賛助会員を募集

（関係団体 2019-09-09付）

活動内容を周知するパンフレット

　北海道を愛し、北海道をよく知り、北海道に貢献する、多様な人材の育成を目指す―特定非営利活動法人ほっかいどう学推進フォーラム（新保元康理事長）は、NPO法人として札幌市から認証を受け、活動を本格的に開始した。１０月１７日には、北海道大学フロンティア応用科学研究棟鈴木章ホールで初弾事業となる設立シンポジウムを開催。現在、プログラムづくりを進めている。取組の一層の普及・推進に向け、正会員、賛助会員を広く募集している。

　急激な人口減少やグローバル化の中で、北海道は大きな転換期を迎えている。厳しい時代を乗り越えるには、地域を愛し、よく知り、さらなる発展に貢献する多様な人材の養成が求められている。

　ほっかいどう学は、多くの人々が地域づくりに関心をもつ契機を創出するため、北海道の魅力や地理、歴史、文化、産業等を子どもから大人まで幅広く学び、地域に関する理解と愛着を深めることが目的。

　多様な主体がかかわることで、幅広く取組を普及させるため、特定非営利活動法人ほっかいどう学推進フォーラムを設立。札幌市からＮＰＯ法人として認証を取得した。

　活動は、本道の魅力や地理、歴史、文化、産業等の調査研究、知識や理解の向上を目的としたほっかいどう学通信の発行、ほっかいどう学ツアーの開催、ほっかいどう学商品パッケージ制作など。

　さらに、自らのまちづくり・地域づくりに積極的に参画する人材育成に向けた出前講座や、社会基盤整備が日常生活、安全、社会経済活動と密接に関係していることに関する知識・理解促進を図るほっかいどう学教材の開発、行政・学校・地域・企業との連携と交流を促進するためのシンポジウム・セミナーも開催する。

　フォーラムの設立に当たり、正会員・賛助会員を募集している。年会費は、１口当たり、正会員・個人５０００円、団体２万円、賛助会員・個人３０００円、団体１万円となっている。

　問い合わせは、北海道開発技術センター内・特定非営利活動法人ほっかいどう学推進フォーラム事務局・電話０１１（７３８）３３６３、ＦＡＸ（７３８）１８８９まで。

(関係団体 2019-09-09付)