ネット利用の地域密着型教育啓発　ルール策定目指す　本年度は１３校で研究推進　札幌市教委

（市町村 2019-09-13付）

　札幌市教委の本年度「インターネット利用にかかる地域密着型教育啓発事業」では、実施校に小・中学校合わせて１３校を指定し、研究を進めている。安全なインターネット利用に向け、児童生徒向けの特別授業のほか、教員や保護者向けの研修を実施。また、地域における安全なインターネット利用のためのルール策定に取り組んでいる。

　事業は、児童生徒のみならず、教員や保護者も対象とした研修会を通して、児童生徒が安全にインターネットを利用できるようにすることが目的。また、地域のネット利用の在り方について発達の段階に応じたルールの策定も目指している。

　同一中学校区の小学校と中学校が連携して行うもので、本年度は北陽中学校区など４校区合わせて１３校を実施校とした。

　２学期から各中学校区で取組を実施。教員や保護者を対象に、専門業者を招いた研修会のほか、児童生徒向けの特別授業に取り組んでいる。

　また、各中学校区がそれぞれ令和３年３月を目途に、地域における安全なインターネット利用のためのルール策定を進めている。

　事業実施校はつぎのとおり。

▽北陽中学校区＝北陽中、和光小、北陽小、新陽小

▽北野中学校区＝北野中、北野平小、北野小

▽手稲東中学校区＝手稲東中、手稲東小、西園小

▽前田北中学校区＝前田北中、前田北小、前田中央小

(市町村 2019-09-13付)