２４日から札幌市議会代表質問　小学校少人数学級など　子のスポーツ参加も質疑

（市町村 2019-09-24付）

　札幌市議会の第３回定例会代表質問が、きょう２４日からスタートする。教育関係では、小学校における３・４年生の少人数学級や、障がいのある子どものスポーツ参加などについて質疑が行われる見通し。

　きょう２４日に中川賢一議員（自民党）と林清治議員（民主市民連合）、あす２５日に好井七海議員（公明党）と佐藤綾議員（日本共産党）、２６日に三神英彦議員（自民党）とうるしはら直子議員（民主市民連合）が質問に立つ。

　中川議員は、道教委の佐藤嘉大教育長が考えを示した小学校３・４年生における３５人以下の少人数学級について、市として今後どのように取り組んでいくのか問う見通し。

　また、ことし設立された肢体不自由の子どもたちが専門家の指導を受け様々な障がい者スポーツを体験できる「パラスポーツクラブ―ＳＡＰＰＯＲＯ」をどのように浸透させていくのか質問。関連して、障がいのある子どもたちに体育の授業内などでどのようにスポーツとかかわりをもたせていくのか市の考えをただす。

　このほか、市が今月実施した児童相談所の機構改革が具体的にどのような意図を示しているのか質問する予定。

　好井議員は、識字障がいなどの障がいのある子どもたちへの高校受験や学内試験をどのように対応させていくのか問う考え。

　一部の区では、パソコンなどを導入した試験方法を取り入れている学校もあることから、全市的にどのように浸透させていくのか質問。

　このほか、公立夜間中学などの設置に関する市の考えを問う見通し。

(市町村 2019-09-24付)