道教委が女性職員対象研修　接遇マナーなど学ぶ　初開催　鶴羽委員講義

（道・道教委 2019-10-02付）

クレーム対応についても研修した

　道教委は９月３０日、道庁赤レンガ庁舎で女性職員を対象とした職場研修を初めて開いた。鶴羽佳子委員が「接遇マナー」と「クレーム対応」について講義。本庁や石狩教育局などの女性職員７５人が参加し、実習を通して、あいさつのマナーや正しいビジネス用語、クレーム応対の在り方などを学んだ。

　職場研修は、女性職員の資質・能力の向上を図るとともに、女性職員が生き生きと活躍できる職場環境の構築や女性の職業生活における活躍の推進につなげることをねらいに初めて開催したもの。

　研修内容は、ことし７月に本庁などに勤務する女性職員約５０人を対象に実施した「職場研修に関するアンケート」の結果を受け、要望の多かった「接遇マナー」と「クレーム対応」の２点を設定した。

　研修には、本庁、石狩教育局および所管機関に在籍する女性職員７５人が参加。講師は鶴羽委員が務め、９０分の講義を２回行った。

　鶴羽委員は、あいさつマナーのポイントとして、「表情」「姿勢」「話し方」の３点を提示。実践を交えつつ「口角を上げて相手の目を見て」「猫背にならないように膝を合わせて正しい姿勢でおじぎする」「ゆっくり丁寧な言葉遣いで」などと助言した。

　また、「すいません↓申し訳ありません」「言っておきます↓申し伝えます」など、クイズ形式で正しいビジネス用語に関する研修も実施。

　このほか、敬語・言葉遣いや、名刺交換と訪問のマナー、クレーム対応の在り方などについて実習した。

(道・道教委 2019-10-02付)