北見工業高建設科1・2年生徒 仕事のやりがい傾聴 若手技術者と意見交換 道建設部(学校 2019-10-23付)
【網走発】北見工業高校(斉藤穣校長)で16日、道建設部主催の若手建設産業就労者との意見交換会が開かれた。建設科の1・2年生64人が参加。地元建設産業で活躍する若手技術者が自身の体験談などを交えながら、建設産業の魅力ややりがいなどを伝え、意見を交換した。
道は、建設産業の担い手確保・育成に向け、高校生を対象とした若手技術者による体験談などを紹介するセミナーや、ICTを活用した建設技術の紹介・ドローンの操縦体験などを行う講習会を開催してきた。
本年度は、高校生に建設産業の魅力ややりがいを理解してもらうほか、職業意識の醸成を図り、受入側の環境づくりに反映させるなど、将来の入職や離職防止を目的に事業を企画。高校生と地元建設企業に勤務する若手技術者との意見交換会を開いた。
意見交換会には、北見工業高建設科の1年生33人と2年生31人の計64人が参加。地元建設産業の若手技術者として、岩渕力也さん(㈱丸田組)、木村悠輔さん(吉井建設㈱)、齊藤新三郎さん(興和建設㈱)、吉田直矢さん(水元建設㈱)、菊地虎太郎さん(松谷建設㈱)の5人が同校を訪問した。
2年生との意見交換会では、道建設部建設管理課の米地篤主幹が概要や趣旨を説明。意見交換を通じ「今後の進路選択の参考にしてほしい」と呼びかけた。
若手技術者の自己紹介のあと、5グループに分かれ意見交換。生徒から、「仕事のやりがいは何か」「残業は月にどのくらいか」「高校の勉強で役に立ったことは」「実際に働いて必要な資格は何か」など、多くの質問が挙がった。
これに対し、若手技術者は自身の体験談を交えながら、建設産業で働くやりがいや苦労など、一つ一つ丁寧に答えた。
(学校 2019-10-23付)
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