【解説】１１月１日から教育・文化週間

（解説 2019-10-29付）

　１１月１日から７日までの１週間は、「教育・文化週間」。期間中は、全国各地で体験活動、公開講座、美術館・博物館の無料開放など、様々なイベントが開催される。

　教育・文化週間は「文化の日」を中心として、教育・文化に関する諸行事を全国的に実施することで、教育・文化に関する国民の理解と関心を深め、充実・振興を図るとともに、教育改革への一層の協力を得ることが目的。今回で６１回目を迎える。

　期間中は、文部科学省や教育委員会が中心となり、教育・文化に関する様々な行事を展開。国では、文化功労者の顕彰をはじめ、教育・文化に関する功労者などの表彰を行う。

　芸術文化に関する行事として、国内最大の文化・芸術の祭典「第７４回文化庁芸術祭」を実施。また「第３４回国民文化祭・にいがた２０１９」を開催する。

　各地方公共団体および国公私立の学校、美術館、博物館、研究所の関係機関などにおいては、地域に開かれた学校の活動、各種公開講座、週間にちなんだ特別展、施設の無料公開など、各地方公共団体および各機関の実情に即した各種の教育・文化関連行事を実施。行事の実施に当たり、関係機関・団体の協力を求めて、広く週間の趣旨の周知に努め、地域住民が各行事などに積極的に参加する意欲を喚起する。

　また、文科省のホームページ等を活用し、各地方公共団体や関係機関・団体が実施する行事の情報を都道府県別に紹介するほか、文科省メールマガジンや各種情報誌などを通じた広報活動を展開。平成２４年に制定された「古典の日に関する法律」の趣旨の広報・周知活動も行う。

　道内においては、芸術週間として、道立美術館および博物館の常設展を無料開放する。

(解説 2019-10-29付)