アスリート先生のダンス授業　プロ指導で楽しく踊る　福住小で日教弘道支部

（学校 2019-10-29付）

　公益財団法人日本教育公務員弘済会道支部（鈴木富士雄支部長）主催の「アスリート先生１７９（スポーツ教室）」が１０月上旬の２日間、札幌市立福住小学校（鈴木真校長）で開かれた。６年生１３３人が参加。ダンスのプロから指導を受けるなど、楽しくダンスを踊っていた。

　事業は、道内の学校などにスポーツアスリートを派遣し、児童生徒に運動の楽しさと成長する機会を提供することを通して、健康増進・体力向上を図るもの。

講師はＡ―ｂａｎｋ北海道から派遣。

　取組は、同校の特色ある教育活動の一つ「本物との出会い」と題して、プロから学ぶ活動として位置付けたもの。身体表現を楽しみながら、基礎的な運動能力、創造性、仲間との協調性を培うことをねらった。

　今回、講師として札幌のダンススクールの「Ｈｉｚｚ　Ｐｅｒｆｏｒｍａｎｃｅ　Ｓｔｙｌｅ」の小塚拓代表が指導に当たった。

　１日目は、ダンスの基本を学んだほか、曲に合わせてダンス。小塚さんのチャレンジすることを認め、褒めることを随所に入れた指導によって、子どもたちは徐々に思い切りよくダンスに取り組んだ。

　２日目は、ダンスの発表に向け、グループで練習。児童自身がダンスを創作したほか、リハーサルでは、他のグループのダンスを見て大いに刺激を受け、よりよいダンスの完成を目指して仲間と知恵を出し合い、練習に励んだ。

　発表会では、それぞれのグループが創作したダンスを披露した。

　鈴木校長は「取組における挑戦と努力の積み重ねがグループ間にも共感をもって広がり、発表会も含め子どもたちにとって充実・満足の得られる学習となった」と話していた。

(学校 2019-10-29付)