全国学力調査北海道版結果 各管内状況 No.7 檜山(道・道教委 2019-11-15付)
◆Web会議機能用い助言 小学校
【学校数19校、児童数219人】
▼分析
学校でテーマを決め、講師を招へいするなどの校内研修をよく行っている学校の割合は42・1%、授業研究や事例研究など、実践的な研修をよく行っている学校の割合は68・4%で、全国を下回っており、課題である。
近隣等の中学校と、教科の教育課程の接続や、教科に関する共通の目標設定など、教育課程に関する共通の取組をよく行った学校の割合は5・3%、授業研究を行うなど、合同して研修をよく行った学校の割合は15・8%で、全国を下回っており、課題である。
普段(月~金曜日)、1日当たり1時間以上勉強している児童の割合は57・0%で、全国を下回っており、課題である。
▼改善の方向性
授業改善に向けて、教諭および主幹教諭を対象に授業力アップセミナーを実施し、単元の指導計画の作成および1単位時間の授業づくりにかかる講義・演習を行うとともに、振興局地域政策課所管の「地域をつなげるネットワーク」Web会議機能を活用し、授業づくりや校内研修の進め方等についてコンサルティングを行う必要がある。
教育課程研究協議会を開催し、全小・中・高校の教頭と教務主任を対象に、学校力向上に関する総合実践事業実践指定校の授業参観と研究協議を行い、学校種間の連携の強化に向けた意識の向上を図る必要がある。
児童の学習習慣形成に向けて、児童が自分のつまずきを把握し、教科書を使った学び直しをするためのほっかいどうチャレンジテストを活用した学習支援ツール「ジブンde勉強」を作成し、各学校での活用を促進する必要がある。
◆学習支援ツール活用促進 中学校
【学校数10校、生徒数218人】
▼分析
学習指導と学習評価の計画の作成に当たって、教職員同士がよく協力し合っている学校の割合は20・0%で、全国を下回っており、課題である。
近隣等の小学校と、教科の教育課程の接続や、教科に関する共通の目標設定など、教育課程に関する共通の取組をよく行った学校の割合は10・0%で、全国を下回っており、課題である。
普段(月~金曜日)、1日当たり2時間以上勉強している生徒の割合は20・6%で、全国を下回っており、課題である。
▼改善の方向性
教諭および主幹教諭を対象に授業力アップセミナーを実施し、単元の指導計画の作成および1単位時間の授業づくりにかかる講義・演習を行うことによって、学習指導と学習評価の計画についての理解を深めるとともに、学校教育指導等において、学校として生徒に身に付けさせたい資質・能力を明確にした教育課程の編成について指導助言を行う必要がある。
教育課程研究協議会を実施し、全小・中・高校の教頭と教務主任を対象に、学校力向上に関する総合実践事業実践指定校の授業参観と研究協議を行い、学校種間の連携の強化に向けた意識の向上を図る必要がある。
生徒の学習習慣の一層の定着に向けて、生徒が自分のつまずきを把握し、教科書を使った学び直しをするためのほっかいどうチャレンジテストを活用した学習支援ツール「ジブンde勉強」を作成し、各学校での活用を促進する必要がある。
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(道・道教委 2019-11-15付)
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