函館と小樽で開催　民俗芸能伝承フォーラム―道教委

（道・道教委 2019-11-20付）

　道教委は、ほっかいどう民俗芸能伝承フォーラムを３０日に函館アリーナで、１２月１日に小樽市公会堂でそれぞれ開く。いずれも開始時間は午後１時３０分。両会場では、講演やパネルディスカッションのほか、民俗芸能を披露する。

　本年度から３ヵ年計画で取り組む「道ふるさと民俗芸能伝承事業」の一環。民俗芸能の保存団体や市町村職員、一般道民に対し、他団体との交流や他県の先進的な取組にふれる機会を提供する。

　各年度２地区で開催する予定で、本年度は渡島会場となる函館アリーナで今月３０日、後志会場となる小樽市公会堂で１２月１日に開催。

　民俗芸能を継承するふくしまの会の懸田理事長が「地域づくりにはたす民俗芸能の役割」と題して講演するほか、札幌大谷大学の森雅人教授がコーディネーターを務め、民俗芸能団体代表者とのパネルディスカッション、民俗芸能の披露などを行う。

　出演団体は、渡島会場が原釜神楽保存会（福島県相馬市）と松前神楽函館連合保存会（函館市）、後志会場が原釜神楽保存会と松前神楽小樽ブロック保存会（小樽市）。

　参加申込不要で、入場無料。

(道・道教委 2019-11-20付)