全国学力調査北海道版結果各管内状況 No.10 宗谷
(道・道教委 2019-11-20付)

宗谷管内小学校全国の平均正答率の経年変化
宗谷管内の平均正答率 小学校(クリックすると拡大表示されます)

◆学習習慣定着の改善必要 小学校

【学校数36校、児童数462人】

▼分析

 国語、算数のすべての領域、授業では、課題の解決に向けて、自分で考え、自分から取り組んでいたと思う児童の割合が、全国を下回っており、課題である。

 児童の姿や地域の現状等に関する調査や各種データなどに基づき、教育課程を編成・実施し、評価して改善を図る一連のPDCAサイクルの確立をよくしている学校の割合が、全国を上回っている。

 普段(月~金曜日)、1日当たり1時間以上勉強している児童の割合が、全国を下回っており、課題である。

▼改善の方向性

 校内で統一した学習過程等に基づき、授業の目標や学習課題を明確に示し、学習課題を達成する学習活動を行うことや、まとめと定着を確認する時間を設定することなどを徹底する必要がある。

 学校の重点や具体的な取組および評価方法を位置付けた「学力向上プラン」を作成し、学期ごとに評価するとともに、教職員はもとより保護者や地域住民と共通理解を図りながら、一体となった取組を推進する必要がある。

 学習習慣の定着に向けた時間の目安や学習の進め方などを校内で統一し、学期ごとに進捗状況を把握して、取組の改善・充実を図っていく必要がある。

◆まとめ、定着の確認徹底 中学校

【学校数22校、生徒数476人】

▼分析

 国語、数学、英語のすべての領域、習得、活用および探究の学習過程を見通した指導方法の改善および工夫をよく行った学校の割合が、全国を下回っており、課題である。

 生徒の姿や地域の現状等に関する調査や各種データ等に基づき、教育課程を編成・実施し、評価して改善を図る一連のPDCAサイクルの確立をよくしている学校の割合が、全国を上回っている。

 普段(月~金曜日)、1日当たり1時間以上勉強している生徒の割合が、全国を下回っており、課題である。

▼改善の方向性

 校内で統一した学習過程等に基づき、授業の目標や学習課題を明確に示し、学習課題を達成する学習活動を行うことや、まとめと定着を確認する時間を設定することなどを徹底する必要がある。

 学校の重点や具体的な取組および評価方法を位置付けた「学力向上プラン」を作成し、学期ごとに評価するとともに、教職員はもとより保護者や地域住民と共通理解を図りながら、一体となった取組を推進する必要がある。

 学習習慣の定着に向けた時間の目安や学習の進め方などを校内で統一し、学期ごとに進捗状況を把握して、取組の改善・充実を図っていく必要がある。

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宗谷管内中学校全国の平均正答率の経年変化
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(道・道教委 2019-11-20付)

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