石狩市が新教育大綱(案) 安心な学習環境整え 12月17日からパブコメ(市町村 2019-11-20付)
石狩市は、新たな教育大綱案をまとめた。「全市一丸となり積極的な取組を進める」との方針のもと、「次代を築くすべての子どもたちが、安心して学習することができる環境を整える」など3つの取組の柱を設定。今後、12月17日からパブリックコメントを実施する。
平成27年度に策定した現大綱の期間満了に伴い、今回、新たな教育大綱を策定することとした。期間は定めず、必要に応じて見直す。
10月29日に開いた第1回総合教育会議で大綱原案を示し、出席者からの意見をもとに案をまとめた。
方針に「教育や子ども施策に力を注ぐことは、子どもが子どもらしく育まれる社会の実現はもとより、本市における社会経済全体の成長へとつながる。子どもの未来づくりに向け、全市一丸となり積極的な取組を図る」を掲げた。
方針のもと、取組の柱として①次代を築くすべての子どもたちが、安心して学習することができる環境を整える②学びや成長の機会を充実させ、子どもたちの可能性を広げる③新しい時代を生きる力と豊かな人間性を石狩の地で育み、独創性と高い志をもった「いしかりっ子」を育てる―と設定。
今後、12月17日から来年1月18日にかけてパブリックコメントを実施し、市民から意見を募集する。1月の第2回総合教育会議で大綱案を報告、協議。本年度内の策定を目指す。
(市町村 2019-11-20付)
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