４定札幌市議会　変形労働時間制等で質疑　４日から代表質問スタート

（市町村 2019-12-04付）

　札幌市議会の第４回定例会代表質問が、きょう４日からスタートする。教育関係では、働き方改革の一環として変形労働時間制など今後の取組について質疑が行われる見通し。

　きょう４日は小田昌博議員（自民党）と中村たけし議員（民主市民連合）、あす５日は森山由美子議員（公明党）と千葉なおこ議員（日本共産党）が質問に立つ。

　小田議員は、幼稚園における一時預かりについて、１０月から実施している保育無償化や働く女性の増加、潜在的な待機児童数を踏まえ、幼稚園としてどのように時間を広げていくべきかを問う見通し。

　中村議員は、近年ＳＮＳの利用によるいじめが発生していることを踏まえ、情報モラル教育の充実や家庭との連携などを含め、今後どのように取り組んでいくか質問する予定。

　また、児童生徒の問題行動・不登校調査の現状認識について考えを問うほか、児童虐待防止に向けた今後の取組について問う。

　千葉議員は、教職員の働き方改革に向けた取組として教員の勤務時間の実態を踏まえた上で、変形労働時間制について考えをただす予定。

　また、特別支援学校における期限付き教員の配置について、生徒のケアを踏まえ、今後の期限付き教員の在り方を質問する予定。

このほか、ことし１０月から実施している保育無償化を踏まえ、対象外の０～２歳児について今後の政策を問う見通し。

(市町村 2019-12-04付)